新着情報について
通関とは税関に関税を払えば輸入出来たり、申告すれば輸出出来たりするだけではありません。関税法以外の様々な法令に基づき、それに合った手続や届出を行い、すべてクリアにして初めて許可になります。
ここではそういった食品衛生法、植物防疫法及び輸出貿易管理令などに関する更新された情報を発信していきます。輸出入者様のご参考になればと思います。
またここでは難しい言葉や文章が出てきますので必要な場合、出来るだけ解り易いように【ワンポイント解説】を文下に追述します。合わせてご参考下さい。
より詳しく知りたい方は直接お気軽にお問い合わせ下さい。
輸出貨物のコンテナー扱いについて
◎輸出貨物のコンテナー扱いに係る関税法基本通達の一部改正について
関税法基本通達等の一部が改正され、平成20年7月1日から実施されますが、輸出貨物のコンテナー扱いを認める条件について改正がありますのでお知らせします。
●輸出者が、過去2年間(改正前 過去1年間)に税関の審査・検査により、輸出に関し関税に関する法令に従っていないことが発見されたことに該当していないこと。
●輸出の実績として認められるのは、過去1年以内に、FCL(Full Container Load)貨物として輸出されたものであり、コンテナー扱い申出書の提出の際には、その実績を確認するための書類(ドック・レシート等)が必要となる。
インドネシア協定発効に伴うインドネシア特恵税率について
「経済上の連携に関する日本国とインドネシア共和国との間の協定」が、平成20年7月1日に発効されました。
◎インドネシア税率は税関ホームページの実行関税率表を参考にして下さい。
実行関税率表(2008年7月版)
輸入加工食品の自主管理(ガイドライン)について
輸入加工食品の自主管理(ガイドライン)について
本年1月に発生した、中国産冷凍ギョウザによる薬物中毒事案を受け、
厚生労働省より、輸入者(食品等事業者)に対し、
「輸入加工食品の自主管理に関する指針(ガイドライン)」が取りまとめられました。
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/tp0130-1aj.html
尚、この指針は、輸出国(製造者)の衛生管理等の必要な確認を、
自主的に行うことを目的としているものであり、現行の食品輸入届に変更・追加をもたらすことはありません。
近日中に、このガイドラインの英語版も公開されるとのことです。
輸出者の生産・製造体制を見直す良い機会になるかと思いますので、ご協力お願い申し上げます。
おもちゃの輸入について
「口に接触することを本質とするおもちゃ(おしゃぶり・おもちゃのラッパ・笛など)」
を輸入する際にも、厚生労働省への輸入食品届出が必要です。
これまでは、そのおもちゃの材質によって届出の必要有無の規制がありましたが、
平成20年5月1日よりその材質の制限は撤廃されることとなりました。
従ってすべてのおもちゃの輸入に対して輸入食品届出が必要となります。
追加された対象おもちゃ
・アクセサリー玩具
・知育玩具
・おもちゃと組み合わせて遊ぶおもちゃ
(粘土の鋳型やへら、電車のおもちゃに付属するレールなど)
・乗り物玩具
この改正により、新たに指定おもちゃとなるもの及び本年10月1日以降に製造、輸入されるものについては、試験検査成績書の提出も必要となりますのでご留意願います。
平成20年度輸入食品モニタリング検査について
厚生労働省より、輸入食品監視業務に関する通知及び追加項目がありましたのでお知らせ致します。
モニタリング検査について
モニタリング検査とは、輸入食品届出に対し無作為に抽出され、検査が実施されるものです。
輸入食品の安全性を高めるため、モニタリング検査実施の依頼がありました際には、輸入者の皆様にはご理解・ご協力の程宜しくお願い致します。
なお、本年度より追加された検査項目は以下のとおりです。
畜水産食品及びその加工品
・ノロウィルス
・A型肝炎ウィルス
・加工食品の残留農薬
農産食品及びその加工品
・加工食品の残留農薬
放射線照射食品
・香辛料 の放射線照射の有無
検査のための貨物の開梱数、採取量についてはお問い合わせ下さい。
ご協力お願い申し上げます。
国際海上コンテナの最大積載量について
本年4月より、最大限に積載された国際標準化機構(ISO)規格の国際海上コンテナを輸送する場合の、積載車輌に係る基準緩和期間が終了し、各コンテナの最大積載重量が以下の通りとなりました。
(20FT) コンテナ自重(平均) : (DRY)2,000 kg (REF)3,000 kg
・ 2軸車輌への積載 : 20,320 kg(コンテナの自重込み)
→ 最大積載重量(平均) : (DRY)18,320 kg (REF)17,320 kg
・ 3軸車輌の積載 → 24,000 kg(コンテナの自重込み)
→ 最大積載重量(平均) : (DRY)22,000 kg (REF)21,000 kg
(40FT) コンテナ自重(平均) : (DRY)3,300 kg (REF)3,800 kg
・ 2軸車輌への積載 → 24,000 kg(コンテナの自重込み)
→ 最大積載重量(平均) : (DRY)20,700 kg (REF)20,200 kg
・ 3軸車輌への積載 → 30,480 kg(コンテナの自重込み)
→ 最大積載重量(平均) : (DRY)27,180 kg (REF)26,680 kg
(40FT-HC) コンテナ自重平均 : (DRY)3,600 kg (REF)4,300 kg
・ 2軸車輌への積載 → 24,000 kg(コンテナの自重込み)
→ 最大積載重量(平均) : (DRY)20,400 kg (REF)19,700 kg
・ 3軸車輌への積載 → 30,480 kg(コンテナの自重込み)
→ 最大積載重量(平均) : (DRY)26,880 kg (REF)26,180 kg
※ コンテナの自重(TARE WEIGHT)は船会社により異なりますのでご注意下さい
※ 3軸車輌は台数が少ないため、ご依頼はお早めにお願いします
ホームページリニューアルしました
極東海運株式会社のホームページをご覧頂きましてありがとうございます。これまでホームページを通じてたくさんのお客様と出会い、貿易、通関、物流に関してお手伝いをすることができましたことに社員一同心から感謝しております。
このたびホームページをリニューアルするにあたり、これまで利用してくださった皆様がより利用しやすいように、またこれから出会う皆様には通関や貿易がわかりやすいようにと心がけて作成しました。なにぶん行き届かない点も多々あるかと思いますが、今後とも引き続き弊社をよろしくお願いいたします。
2008年3月25日
極東海運株式会社
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